「痕跡」

Pコーンウェルの検死官シリーズ最新刊「痕跡」、あとわずかで読了ですが・・・やっぱり公務員検死官としての彼女の活躍が面白かっただけに、現在の立場は中途半端というかリアリティーに欠ける気がしてしまいます。姪のルーシーが一番リアリティに欠けていますが、話の筋立ては相変わらず面白いです。今回の話は古巣に戻った彼女に立ちはだかる後任者の嫌がらせ(器が小さすぎ)と謎の殺人事件です。上下巻に分ける必要があるのか?と思うような展開にはイライラさせられますが・・こんな話で年に一作では固定ファンも逃げて行っちゃうのでは?