YAMAHA V-Max 20'th Anniversary

う〜ん、かっちょええ!!


私が大型免許を取得するきっかけにもなったバイク V-Max*1がいまだに現役だとは!正直びっくりしました。惑星直列もあり、すっかりバイクから遠ざかっている私ですから知らなくても当然でしょうけど。でも通常この手のバイクがそれほど長く支持されるとは思えなかったものです。

とんがったデザイン、エンジンの塊のようなスタイルと挑戦的な出力特性・・・・どれをとっても若い私には化け物のようで取っつきにくかったのを覚えています。でもちょっと乗ってみたい、そんな興味は間違いなくありました。お店で見るV-Maxは威圧的で、乗る者を自らが選ぶような威厳に満ちていました。男性的で無骨なイメージを持つバイクには惹かれない私は、どこか女性的でおっとりしたバイク TR.1(XV1000)*2を選んだのでした。

彼のバイクは支持を受けずに、当時既に生産中止になりかかっており中古しか手に入らない状態でした。一方V-maxはバリバリの新車、その差は歴然。どちらが優れているという話ではなく、やっぱり感性に訴えるものがバイク乗りを作るのですから、どんなバイクでもオーナーにとっては唯一無二の相棒であります。私はTR.1で十分満足でしたし、今でも大好きなんです。このバイクを選んだことを後悔したことはただの一度もありません。

閑話休題

でも、本当にこれだけとんがったバイクが20年の長きにわたり支持されているというのは、驚きです。SR-400/500*3が支持されるのは、何となくわかるのですが・・・。でも、改めてみてみると、今でも全然古さを感じさせないデザインに二度ビックリです。当時、如何に先進的なデザインだったか!担当デザイナーの感性は今もとんがっているのでしょうか?

これを書いている私の感性はとんがらず、やっぱり年相応に丸みを帯びてきていると思うのですが・・・年を取ったらドカの様な派手なバイクで復活するのさ、と考えているのですが、こんな無骨なバイクでも格好良いよね。


さぁ、相棒、そろそろ風になろうぜ!


なんて言って、マラソンのあとに颯爽と走り去る姿・・・ギックリ腰になったりしてね(笑)

*1:水冷: 1198cc, DOHC, 16-valve, V-4 135馬力?もはや数値云々より化け物です

*2:水冷:998cc OHV twin 70馬力

*3:単気筒400cc/500cc