にちなんおろちマラソン 昨年の日記から(H16.6.15)

にちなんおろちマラソン全国大会 2004年6月20日(日)開催
「天体の植民地」と彼の井上靖が謳いあげた、ここ日南の地は天体界。
清涼な冷気漂うせせらぎや、小鳥のさえずり降りそそぎ、
豊かに実るのどかさと、一変雲突き破りて うねる道々。
この地に伝わる、八岐大蛇(やまたのおろち)も斯くありなんと、
のたうつ如く峻険で、この道天体のまさに界道。

なんと楽しげな謳い文句。この文句にひかれたのが運の尽き。
出発は土曜日19日の朝。羽田から昼の飛行機で岡山空港へ。その後リムジンバスで日南町まで移動。そのまま前夜祭に出て宿泊予定です。当日は朝の5時スタートで、最終エントリー確認が4時〜4時50分。起床は3時頃の予定。2.5km 毎の給水と5キロ毎のエイドと6カ所の関門兼スペシャルエイドでの地域色豊かな食事を楽しみに、地元の方が総出と見間違うような応援が噂通りかをしっかりこの目で確かめてこようと思います。そして、クマよけの鈴を付けて走る林道。クマに遭遇したくはないけど、楽しみで仕方ありません。

関門は
第1関門 36.5km〜5時間30分(キロ9分2秒)
第2関門 63.0km〜9時間10分(キロ8分44秒)
第3関門 78.5km〜11時間20分(キロ8分40秒)
第4関門 84.5km〜12時間20分(キロ8分45秒)
第5関門 90.5km〜13時間10分(キロ8分44秒)
第6関門 95.6km〜13時間50分(キロ8分41秒)

制限時間は14時間30分(キロ8分42秒)です。急峻な上り道はキロ9〜10分近くかかりますが、下りや平坦な箇所(あまり無いけど)はキロ7分以下を目標に、淡々と距離を刻もうと思っています。

当日は19時半に競技終了、その後後夜祭です。きっとビールを死ぬほど飲むのでしょうが(?)、調子に乗らず翌週の駅伝を念頭に忘れることなくすごそうと思います。そして、その晩も宿泊し、翌日昼前に岡山空港を発ちます。帰宅は5時前かな。

競技はタイムレースではなく、あくまで完走が目的。ご当地の自然に親しみ、町民の応援のぬくもりに触れ、都会(もどき)の環境での体や心を癒す事が目的です。この競技が明日以降の活力になれば、そう思っています。
しかし、ある意味ではこれは究極のマゾ的な行為とも思ったりします(ぷ
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とまぁ、こんな風に日記を書いているのですが、まだあまりに何も知らない私でした。あの坂、この坂、言うは易し、走るは難し、ですよ。本当に。
でも、あの坂の上のエンジェルに会うまでは、今年も必死で走りますよ、もちろん。なんと言っても、エンジェルですよ、エンジェル。ミニスカのエンジェル(涎