終戦の日に思う

torabon2005-08-15


実りの秋に向け、稲は見事に実を付けてる。豊かな自然や四季折々の風土に日本に住むありがたさを思うとき、今の世相の危うさを憂えずにはいられない。
結婚し子供をもうけてから、一度として国を誇りにし、子供の未来の明るさを信じたことが無い気がする。子育ての環境に対する行政への不信感、高齢化に対する未来を示せない政治への不振。改革を叫び、便乗だけの自民。郵政への対案を示さず政権奪回を叫び笑わせてくれた岡田民主。何にもできない自分を責めつつも、作り笑いでごまかし、日々を乗り切る。加害者であり被害者である国民の一人として、謙虚に反省し未来に希望を託す。子供の未来に武器がないことを祈り、明るい未来に思いを馳せる。
平凡で目立たない人生でも、子供や仲間に囲まれた老後を夢見るのは悪くない。ささやかな祈りを捧げ、胸に鎮魂の思いを抱え、しばし立ち止まり、あるいは走り、私なりのこの日を過ごしたい。
町は変わり無い毎日を送り、平和だ。皆で笑うとき、幸せはそこにある。いつも目の前にある。そんな幸せが一番大事に思える今日。