山道

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先日も書きましたが、山道を走ると言う行為はまだ目新しい行為だそうです。でも歴史は古く、山と渓谷によればずいぶんと昔にも天狗のようなお方はいたようです。山道を駆け抜ける、と言えば聞こえは良いですが実際はヒィヒィ言いながら早歩きしているわけです。もちろん走るときもありますが、それはわずかな部分だけ。でも何故そこまでして走るのか?と問われたら、私としては「そこが道だから」と答えるでしょう。このblogのタイトル通り、道があれば走ってみたい、そんな衝動に駆られての行動なんです。
バイクで林道を駆っている頃も、いわゆる林道を走るより獣道を探し出し、あるいは事前に地図で調べておき、歩いたり四つ足走行でバタバタはい上がっていく事が好きでした。そうやって冬山で遭難しかけたこともあります。こんな行為自体が今の私には昔からの延長線上の行為にしか見えません。いわゆる山屋さんとは違う接触の仕方ですが、山が好きだと言うことに変わりはないかな、とも思います。
山道を地図上で確認しながら机上でなぞってみる、そんな楽しみ方も最近のお気に入りです。仲間の山行記録も良い刺激になります。来年は私も丹沢や奥多摩、あるいはその他の山々を疾走してみたいと思います。少なくとも、そんな自分を夢み、あるいは妄想するのも楽しいです。来年以降の楽しみがまた増えましたよ。