カレーライスの女

ファイア〜


ソニンがソロとしてデビューして3年経ちました。21日が記念日だったようです。ちなみに私が走り出して3年。最初の大会は地元の5キロ、11月でした。

いろいろな意味で話題になったソニンのソロデビュー、極めつけは裸エプロンでしょう。もちろん、それはそれで見所ではありますが、巨大ソニンが都会を徘徊する様は見ていてもぞっとするような快感があります。何を求めているのか、右往左往するかのような行き所のない視線、時々吐く炎、想像力を刺激し妄想をたくましくするには事欠かないPVです。EE JUMP時代のPVは勢いはあるけど、作り込みがない作品が多いのですが、ソロデビューを飾るこの一作、作り込む側の気合いも十分伝わります。


歌詞の内容も私は好きです。
持って行き場のない切なさを抱えた都会での一人暮らしの女性。自分がせっかく見つけた恋愛は単なる遊び相手・都合のいい女としてしか捉えられてなかったの?と言うような独白。都会でなくても、出会いに鬱々とした日々を送る人なら思わずうなずく内容だと思います。


今でも「カレーライスの女」を聴くと、走り出した当時のことを思い出します。
ソニンが狂ったように絶叫し走ったシーンも思い出します。
彼女が走りきった550キロ、それは私の目標とするところでもあります。


ソニン、4年目のこれからも走ってください。応援しています。


ソニンがソロになり、つんくの元を離れ、変遷を重ねていくように、私のランニングもずいぶんと変わってきました。5キロ走れたらすごいじゃん、から始まり、1年かけてフルマラソンに挑戦し、その後ウルトラを目指し、山岳マラソンを経て現在に至ります。

でも走っている私は何の変わりもない私です。

どんどん変になっていく、と言う人もいますが、自分が変わっていくのはおかしいでしょうか?この年になって、自分を変えていけるって素敵じゃないですか。あこがれているだけで終わらせず、果敢に挑戦していく自分は格好良いではないですか。自己満足でも構わないと思います。ランニング自体、究極の自己満足行為ですよ。走らない人から見たら、理解を超えているんですから。そうだとしても夢に向かって、と言えば聞こえは良いけど天狗になっているとか、周りが見えないの?とか言われますが、出る杭は打たれても打たれても打たれても、出るんです。何度でも何度でも、死ぬまで。

そこに道があるから、走りたい、それだけ。