子ぎつねへレンがのこしたもの

写真を見ると、ヘレンがかわいいんです。子猫や子ウサギに似て可憐です。瞳が何ともつぶらで、見るものを捉えて離しません。このヘレンは交通事故のためか、耳も目も鼻も利きません。ヘレンケラーにちなんで付けられた名前です。獣医師夫婦に面倒も見てもらい、安らかに召されるまでの40日あまりの様子が書かれています。この本が問いかけているもの、それが何なのか、みんなが考えないといけないことです。
ちなみに、娘が自ら買った本です。ウルウルしてしまいます。

子ぎつねヘレンがのこしたもの (偕成社文庫)

子ぎつねヘレンがのこしたもの (偕成社文庫)