耐震構造設計計算の偽造

震度5だぁぁぁぁ。壊れてしまえ、何も

また建築業界の話題ですか・・・いろいろ問題がある業界ですね。
身を置く一人として、とても悲しい気分です。


それにしても、あり得ない事が現実に行われていたとは・・・・。


当の本人の責任は言うに及びませんが、技術計算書のチェックをするべき会社や監督官庁にも責任はあるはずだし、施工側は何も疑問を抱かなかったのでしょうか?チェックしようがなかった、などとコメントしていたみたいですが、そんな発言をするなんて現場を統括する所長としての責任を放棄しているようですな。何年経験しているのか知りませんが、微妙な違和感を感じなかったとしたらそれは無責任のそしりを免れないはずです。


コストダウン、ここまでしなくては発注しないとすれば、発注側(施主を含めた)の責任も問われなくては、とも思います。建築業界、叩けば叩くだけ建設コストを削減する、なんて思っているとしたら大間違いですぜ。


最低限これだけかかる、と言う金額を提示してもそれより安くできるだろう、コスト削減できるだろう、そういった提言が出来ないの??なんて言われても、出来ないものは出来ない、そういうべきです。命を預ける建物、我々の生活の糧である業界、どちらも守るべきものなのだから。


しかし、やりきれない思いが募ります。ひどい惨状だよ・・・日本という国は。