身辺整理

40も後半に突入して、よく考えるのは身辺整理のこと。
数年前までは、走ることはなかったので趣味と言えば読書だった。後先顧みずピピッと来た本は買ったりしていた。そうして蔵書が大量になって、一度・・・いや、結婚前にも一度、蔵書の処分をしている。それでも、まだ本棚は常に満タン。溢れかえる書籍が我が狭い寝室を更に狭くする現状。こんなに蔵書があっても、家族は見向きもしない。唯一、次男だけが私の好みを引き継いで時々漁っていく位。早い話、私がいなくなればこれはゴミだ。私が如何に愛そうとも、この書籍の山は単なる場所取りの邪魔な存在になるのだ。あぁ・・・なんてこったい。

で、ちびちびではあるが、本の整理をはじめている。
買わない事が第一。必要なら借りる、駄目なら古本屋で手に入れるまで待つ。そう考えて待ったをかけると、案外買わないで済んでしまうことに今更だが気が付いて、ちょっと嬉しかったりする。

でも、うちの家族はみんな本が好き。コミックはもっと好き。ときどき、book OFF に殴り込み、大量に買い付けてきたりする。減るより、増えていく方がまだ多そう。増大するエントロピーは、減少させようとする力をも取り込み、まだまだ力を増しているようにも見える、少なくとも我が家に関しては・・・・。あぁ。