運動会

娘、走る。

土曜日は娘の運動会。小学校生活最後の思い出として、楽しんで欲しいし、踏ん張るところでは踏ん張って欲しい、そう思って応援に行く。低学年との共同競技が多く、さすがにお姉ちゃんと思わせる気配りを見て、ほほえましくなる。ちびにもあれくらい細々と目配りしてあげてくれ〜、娘よ。


私もやった組体操。
なぜだか、見ていて目頭が熱くなる。
何の予備知識も持たずに見たため、彼女の姿がやけに凛々しく見えてしまった。
ここ一週間ほどは、帰宅するとぐったりしていたのはこの練習のためだったんだ・・・と思うだけで、胸がいっぱいになってしまう。う〜ん、我ながらナイスな親ばかぶり。


最後のリレー、スタート直後は1位だったのに、娘の番には4位に転落していた。でも、そこから彼女の踏ん張りは見ていて爽快だった。3位に肉薄する追走を見せ、大声での声援にも張り合いがあった。


結果としてはわずか1点差で2位だった運動会。でも、彼女も彼女の周りの友達もみんなニコニコ楽しそうだった。見ている私たちも、素直に楽しめた一日。ありがとう。

しかしながら、100m競争などで、タイムが近い者同士を男女混合にして組ませるやり方は納得できない。勉強で優劣付けたがる癖に、運動では優劣付けにくいような気配りは、どこかにゆがみを強く感じる。勉強が得意な子、運動が得意な子、いろいろいて良いじゃないか。それを認め合う心を養うのも教育の役目だ。今のやり方は、なんだかよろしくない。