子猫

先日の裏山の子猫・・・今日はドキドキしながら駆け上がると、いた!
少し衰弱して、鳴く気力がない。
近寄ると、無邪気にすり寄ってくる。


また走る気力はあっという間に喪失。
子猫を抱えて、山を下りる。少し下に下ると、猫がたくさんいる畑がある。
ここには餌を持って面倒を見に来る女性がいる。きっと捨て猫を自分の畑で養っているのか。いつも見ながら私はそう勝手に決めていたのだが・・・そこに猫を連れて行った。


この先、彼らが生き延びるかわからないけど、無慈悲に衰弱して行くのを見ることは出来なかった。私の行動も無責任だけど、今の私に出来る精一杯だった、と思う。


家に戻って、嫁さんに先日の猫が・・・って言いかけたけどやめた。
一人で黙々とご飯を食べ、黙ったまま家を出てきた。
子猫よ、生き延びておくれ。